今回は、前回焼入れをした材料の硬さ試験を行いました。
材料内部の硬さを測定するために、材料を切断後、サンドペーパーで磨きました。
地道な作業ですが、重要な作業です。
上手に磨いていくと磨いた面が鏡面になっていきます。
おや?コメットテール(傷)が残っていますね。まだまだサンドペーパーで削らないといけませんね。
材料が上手に削れたら硬さ測定の開始です。
今回は、ビッカース硬さ試験とロックウェル硬さ試験の実験です。
材料が焼入れによってどのくらい硬くなっているのか、学生達は興味津津でした。
硬さにばらつきのある材料がありますね。焼入れ失敗?硬さ測定失敗?
考えて校正しましょう!焼入れをやり直す場合には、安全対策を十分に行いましょうね。
また、金属組織の観察も同時に行いました。焼入れ前後の組織の違いが良く理解できたと思います。フェライト・パーライトとマルテンサイトの組織が観察できましたね。
さぁ、実験結果がまとまったらレポート作成を頑張ってください!
次回は、引張試験の実験です。材料力学等を復習しておきましょうね。
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