2017年10月23日月曜日

ものづくり体験教室と学校祭を開催いたしました

こんにちは!生産技術科です。

今年度もポリテック際(学園祭)が開催されました。

生産技術科ではたこやき、焼きそばを出店しいろいろ問題はありましたがそれなりに賑わっており良かったかなと思います。

来年度は今年度の反省をしっかり行って、もっとより良い店の運営をしてもらいたいですね。
写真は2年生の出店です。





また、今年度は舞鶴ライオンズクラブ主催の「舞鶴こども発明クラブ」を当校で同時開催いたしました。
この発明クラブは地元の小学4年生~6年生を対象にものづくりの楽しさ素晴らしさをを知ってもらおうと舞鶴ライオンズクラブが1年を通して行っている活動で、今回は当校での開催になりました。

今回製作したのはメタルコマというアルミ製のコマをNC旋盤という金属加工を行う機械で製作するという内容です。
これが実際に製作した製品になります。



製作した部品は全部で2つあり、コマとそのキャップです



回し方としては、コマの上の回す部分に穴を開け、そこにひもを通し、巻いていきます。
その後にキャップを乗せて巻いたひもを引きます。



そうするとひもがコマを回してコマが回るという仕組みです。

コマは元々アルミの棒を切断し、回す側を最初加工。その後地面に接触する側を加工という手順で行いました。



その製作する際の図面です。



またキャップは樹脂を材料として、普通旋盤を使用して穴開けを行いました。



子供達も普段見ない機械や作業を行って興味津々の子、あまり興味なさそうな子いろんな子がいましたが最終的に楽しそうにコマを回してたのでよかったかなと思います。
写真は作り方の説明と実習作業の様子です。





2017年9月19日火曜日

機械加工実習(フライス盤)

こんにちは。
生産技術科です。

夏休みも明けて1ヶ月が経とうとして、学生達も休み前の日常生活を取り戻してきました。

また、今月で前期が終わるということで、試験時期に突入し学生達は悲鳴を上げているかなと思います(笑)

さて、前期期間の毎週火曜日に行われていた機械加工実習も本日で終了となり、ひとまず全員が旋盤とフライス盤の課題を製作することができました。

前回は旋盤実習を紹介しましたので、今回はフライス盤実習を紹介しようと思います。

フライス盤とは角のあるブロック体の製品を製作する際に使用する機械でこのような物ができあがります。


 
現在当校に導入されている機械はこのような機械です。
 
 


この機械を使用してサイコロのようなブロックを製作したり、溝や勾配(斜めになった形状)、段差といったテトリスに出てくるような形状をこのような工具を取り付けて製作します。



 
 
しかし、ただ形状を製作するだけだと、上手く組み立てが出来ません。
上手く組み立てるためには寸法測定(サイズを測る)を行って行くことが大事になり、その寸法通りに作るのがなかなか難しいところになります。
 
その為、旋盤もフライス盤も形を作るだけでなく、その寸法通りに出来ているかに焦点を当てて、それを評価として優良可を決めています。
 
これがその測定状況です。
 




 
もちろん加工中にも測らないと出来ないのでこのように行ってます。
 
 
実習はこれで一旦終了となりますけど、これからもこの2台の機械は頻繁に使用することがあると思いますので、機械の使い方、削り方、注意事項は忘れないようにしてもらいたいと思います。
 
 
 

 

2017年7月31日月曜日

技能検定実技試験

こんにちは生産技術科です。

昨日は技能検定 普通旋盤の2級と3級の試験が行われて2年生4人1年生が2級、2年生1人が3級を受験しました。



緊張もしていたと思いますけどそれぞれ、必死に作業をしていまいした。




少し、練習不足感が否めない学生も数名おり、できあがりに満足いく者、満足行かなかった者それぞれいたかと思いますが、練習する前と後で自分の実力が落ちたという学生はいないと思います!!



結果はまだまだ先でどうなるか分からないですけど、とりあえずお疲れ様でした。


今日から夏休みです。
これから社会人になったら1ヶ月もある休みなんてほぼないので思いっきり楽しんで「あ~夏休み何もやることなかったな~」とか「あれをやっとけばよかった~」とかの後悔をしない最高の夏休みを過ごしてほしいですね!!

2017年7月4日火曜日

機械加工実習(旋盤)


生産技術科です。

4月に入校した1年生も3ヶ月が経ち、だいぶ学校に慣れてきたようです。

そこで今1年生が火曜日に行っている実習の雰囲気を紹介したいと思います。

現在1年生は火曜日に機械加工実習という金属を削って部品を作る内容の実習を行っており、2班に分かれて勉強しています。

その班というのが旋盤という機械を使用して部品を製作する班とフライス盤という機械を使用して部品を製作する班です。

こちらが旋盤です



こちらがフライス盤です




今回は旋盤を使用している班を紹介いたします。

旋盤という機械は丸い材料を削ってこのような円筒形状の部品を製作する機械です。

 
現在始めて3日目ですが機械操作にも慣れていい動きをしていました。
 
 





ただ慣れてきたあたりが一番怖いです。車の運転と同じで事故が起きやすい時期にさしかかっているので注意をして欲しいですね。

現在がこの段階



この形状をこの段階まで加工していきます



道のりは長いですが頑張って機械の使い方や知識を習得してもらいたいですね。


 

2017年6月9日金曜日

今年度も夏期の技能検定特訓時期がやって参りました。

生産技術科です。

今週より希望者のみですが、技能検定受検者に対する特別特訓会が始まりました。

技能検定とは国家資格の1つで3級、2級、1級、特級がありして、今年の夏期は受検者が多く2級が5名、3級が1名となっています。
取得するとその人がどれくらいの能力があるのかという証明になり、自分の能力のレベルを示す証になるものになります。

現在特訓を開始しているのが普通旋盤の2級受検者です。(特訓を受けたいと希望した方です)

初めて作るものなのでなかなか大変そうにしていますが、ひとまずオス部品だけは何とか作り上げることが出来ました。





工具の発注ミス等でねじ切りは今回見送りましたが、初めて作ったにしてはそこそこのできだったかと思われます。(言いたいことはたくさんありますが・・・・(笑))




作業も1つ1つ確認しながらスピードよりも正確性をまずは重要視しています。


使用後はちゃんと掃除をしております!機械が汚いとだんだん精度が出なくなってきますし、使用する意欲も変わってきますからね。



いい笑顔でやっております!試験までの2ヶ月間、時に最初は上手くいかなく、練習ばかりで大変だと思いますけど、出来るだけ楽しんでやってもらいたいですね!!



2017年5月25日木曜日

2年生の実習風景

生産技術科です。

新年度になり2ヶ月が経とうとしています。

1年生はそろそろ大学生活にも慣れ、2年生は先輩としての自覚が芽生えてきた・・・はずです(笑)

今回は2年生になった学生たちの実習を紹介したいと思います。

2年生になったら機械製作実習Ⅱという実習があります。

配布された図面を元に1つ1つの部品を自分たちで加工し、組み立てて動かすというものづくりの一連の流れを実際に経験してみようというものです。

これがその完成製品になります。





2枚目の写真に1本出っ張った棒があり、そこを持って回転させると、1枚目の写真の金色の部品
(真鍮材)が前後するというシンプルな機構です。
(回転する動力を前後する動力に変換する機構)

身近なものでイメージしやすいものだと、昔の車でパワーウィンドウになる前は、手でハンドルをグルグル回したら窓が開閉するというものがありましたけどその構造と考え方は同じです。

これを自分立ちで図面を見ながら1つ1つの部品を加工しながら製作していき、組み立てて完成させる授業です。

ただ作るだけではなく、組み立て調整の難しさや加工工程の作成、加工ミスをしたときの修正方法のやり方、提出期限に間に合うように(納期)製作しなくてはいけないのでその計画立てといったことを学び、実際の製品製作をする現場の一部分を学生の間に体験しようと言うものです。



これが加工前の材料ですここから各々加工を開始していきます。



 
 









各々の製作風景です。納期まで授業回数で言うとあと3回。
頑張って仕上げてもらいたいものですね。