2015年7月31日金曜日

機械工作実習 待ちに待ったアーク溶接を行いました。

本日は、集中実習最終日です。

アーク溶接の実技を行っています。

アーク溶接は、高温の母材やスパッタ、紫外線も発生するため厳重な保護具を着用します。

保護具を着用する姿もだいぶ様になってきました。





明日より夏休みになります。色々と見聞を広げる良い機会ですので、夏休みを満喫しましょう!

2015年7月28日火曜日

機械工作実習 アーク溶接を学んでいます。

本日からアーク溶接の特別教育を行っています。

学生達が今まで学んできた機械加工は、金属材料を削るため「除去加工」に分類されます。今回学んでいるアーク溶接は、熱的エネルギーを用いた「付着加工」に分類されます。

生産技術科の1年次には、「機械加工」や「手仕上げ」、「溶接」、「放電加工」等といった多種多様な加工技能を学んでいきます。

本日は、アーク溶接に関する知識や取り扱い方、関係法令等を学んでいます。




早くアーク溶接を行いたい!と学生が話しておりましたが、まずは、アークの特性や安全作業等の知識を学びましょう。

今週の後半からは、いよいよアーク溶接を行っていきますよ。

暑い季節ですので、体調を万全に「安全第一」で取り組みましょう!

2015年7月27日月曜日

機械工作実習 ヤスリ加工で0.01mmの平行度を目指します。

本日の機械工作実習は、やすり加工です。

暑い季節ではありますが、学生達は黙々と実習に打ち込んでいます。


SS400という種類の鋼材を加工しています。個人差はありますが、やすりひとかけで約0.001mm削れます。1mm削るには、約1000回のやすりがけが必要となりますね。


図面通りの加工を行うために、念入りに測定を行います。今回の目標は、平行度0.01mmです。難しい作業ですが、頑張りましょう。


ものづくりの感性をできる限り習得して下さいね。

2015年7月26日日曜日

第10回若年者ものづくり競技大会 旋盤職種速報3 競技終了!

白熱した旋盤職種も先ほど競技が終了しました。

当校の学生は、練習の成果が十分に発揮できたようです。

標準時間内で競技を終えることもできました。

これも学生の努力の賜物ですね。


洗い油で洗浄後に課題を提出します。切粉を良く洗い流して念入りに清掃していました。



課題提出です。上手く組立も確認できました。




学生は、ようやく競技のプレッシャーから解放されて、安堵の笑みがこぼれていました。


今回の結果が楽しみと学生が話していました。

競技お疲れさまでした。




第10回若年者ものづくり競技大会 旋盤職種速報2 競技真っ只中!

いよいよ競技の日を迎えました。

学生の体調も万全です。いざ競技場へ。

競技の注意事項の確認です。左側最後列のKPCKが輝いていました。


競技開始!チャックを閉める音、バイトを取り付ける音のみが響いています。

そして、旋盤のモーター音が徐々に響きながら荒加工が始まりました。

現在、練習通りに作業を進めています。


今回の課題見本が展示されていました。

こちらの2つの製品を3時間で加工します。


みなさん、応援をよろしくお願いします。

2015年7月25日土曜日

第10回若年者ものづくり競技大会 旋盤職種速報1 いよいよ始まりました。

滋賀県米原市において、若年者ものづくり競技大会が開催されます。

本日は、天候に恵まれて暑い1日となりそうです。


今回の参加学生です。パネル前での記念撮影。ちょっと緊張ぎみです。


機械抽選が行われました。


いよいよ工具展開が開始です。工具、測定器の確認を行います。


ゼッケンを付けて気合い十分です。


試し削り開始です。焦らずに一つ一つ確認しながら行っていました。


明日が本競技です。練習の成果が発揮できるように祈っていますよ。頑張れ~!

2015年7月24日金曜日

若年者ものづくり競技大会 最終調整編

本日の2年生は、若年者ものづくり競技大会の練習に励んでいます。

日曜日に競技大会を控えているため、今週は最終調整を行っています。



大会当日、これまでの練習の成果が発揮できるように祈ってますよ。


皆さんも本学生の応援をよろしくお願いします。

2015年7月22日水曜日

集中実習 機械工作実習(手仕上げ)を行っています。

今週から機械工作実習の集中実習を行っています。

来週後半まで、主として「手仕上げ」と「アーク溶接」を行います。

本日は、手仕上げ実習を行っています。


弓のこで鋼材を切断しました。ちょっとした力のかけ具合で切断面が曲がってしまったりします。

技能の難しさが実感できたのではないでしょうか?

また、鋼材の平面加工においては、鉄工ヤスリの特徴をいち早くつかみ、手仕上げ技能の向上を図ります。

今までの実習では、機械加工を行ってきたので目盛を信頼して加工していきました。

今回の手仕上げは、自分の腕でカン・コツの世界での勝負です。

地道な努力が技能の向上につながります。

今の時代に手仕上げ?と考えるかもしれませんが、機械屋さんにとって重要な要素の一つです。

ものづくり感性を習得するのに手仕上げは、もってこいの要素です。

さぁ、暑い中ではありますが、頑張って実習を行いましょう!

くれぐれも、熱中症には気を付けて下さいね。

2015年7月20日月曜日

若年者ものづくり競技大会の追い込み 休日もひたすら練習です。

今週末に開催される若年者ものづくり競技大会のが滋賀県米原市で開催されます。

当科からは、2年生が参加します。今日も練習に励んでいます。

それにしても暑い季節です。


午後2時現在で33℃とは・・・。

しかし、学生は黙々と練習に励んでいます。




この努力は、きっと報われることでしょう。がんばれ努力家の学生~!


本学生へ応援メッセージ等をいただけると励みになると考えます。お待ちしています。

2015年7月16日木曜日

ものづくり小話 その11 牛乳パックの切り欠き?シャンプー容器のギザギザ?の理由

ご安全に!生産技術科です。

本日、学生から「最近、ブログの更新が遅くなりましたね。そろそろネタ切れですかぁ?」と言われてしまいました。

ブログを楽しみにしてくれているという事で、記事を書く励みにもなりますね。

では、今回の記事として、牛乳パック(紙パック)についての小話です。

皆さんは、牛乳を飲むときに容器に注目したことはありませんか?

ビン牛乳、三角パックの牛乳、紙パック等、容器にも色々な種類があります。

今回は、紙パックの上部に注目してみます。

牛乳パックの開け口の反対側に『扇状の丸いへこみ(切欠き)』が付いています。

この切欠きが、どのような理由で付けられているのか知りたい所ですね。

この切欠きは、任意表示のため全メーカーで付けられているわけではないそうですが、原材料が生乳100%で500ml以上の紙パック牛乳に付いているようです。2001年から始まったようです。


上記以外の飲料紙パックには、この切欠きが付いていません。コーヒー牛乳や乳飲料等も付いていません。


この切欠きを『アクセシブル・デザイン』といいます。目の不自由な方が『牛乳』と判断できて、切欠きの反対側が開け口と理解できる役目もあります。

この他にアクセシブル・デザインを採用している物としては、紙幣の識別マークやリンスと区別するためにシャンプー容器の側面にあるギザギザマーク等があります。


これらについては、日本工業規格(JIS規格)で定められているのです。

統一したデザインで、誰にでも使用可能とするために『標準化』が図られた製品として我々は使用しているわけです。

日本工業規格は、ものづくりを学ぶ者にとって必要不可欠な規格です。『JIS S 0021』を調べてみるとアクセシブル・デザインについて詳しく理解することができますよ。身近な物のアクセシブル・デザインを探してみましょう!

本ブログを楽しみしていると言った学生は、調べた報告を待っていますよぉ~。

2015年7月15日水曜日

総合制作実習 新たな自作マーブルマシンの試作 その1

生産技術科の総合制作実習では、今年度もマーブルマシンを製作します。

マーブルマシンを簡単に表現すると、ピタゴラスイッチのようなビー玉の動きを見て楽しむ装置です。

一見簡単そうに思えますが、ビー玉をしっかりと動かすためにいろいろと計算が必要なのです。

今回の試作は、ビー玉が不思議な動きをします。

初めて見た方は、ビー玉が何故この様な動きをするのか驚くようです。原理は、至って簡単です。

2枚のアクリル板を組み合わせています。夏休みの工作にいかがでしょうか。




ビー玉が宙に浮いているように見えますね。出口付近では、ビー玉が加速しています。

まだまだ試作段階ですが、こちらを新型マーブルマシンに組み込めるか、乞うご期待!

2015年7月10日金曜日

機械加工実験 旋盤による切削速度と切削抵抗の関係を学びました。

生産技術科2年生の機械加工実験の報告です。
 
今回の実験テーマのひとつ、旋盤による「切削速度と切削抵抗の関係」を学びました。
 
 
鋼材を削る切削速度を変えたときに発生する切削抵抗を切削動力計を用いて測定しました。

学生達は、全体的に切削抵抗が考えていた値よりも小さいことに驚いていました。

切削抵抗(主分力・送り分力・背分力)の中では、座学で学んだ通り「主分力」が一番大きいことが確認できました。

また、切削速度が高くなると切削抵抗が小さくなる傾向が理解できたと学生が話していました。


鋼材の切削時に出る「切粉」の厚みも測定しています。
こちらも実験において重要な要素です。

 
この実験では、今まで学んできた理論と実際を「実学融合」という形で学んでいます。
 
学生達は、実験に夢中であり興味津々でした。
 
暑い季節となりましたので、体調管理には十分注意してスキルアップに励みましょう。


2015年7月9日木曜日

検定間近! 技能検定の練習に励む生産技術科の学生達

生産技術科の1年生・2年生の希望者が集まり、国家検定である技能検定を受検するために練習を行っています。

今回の受検職種は、旋盤2級・3級、フライス盤3級です。



生産技術科の学生達は、自分達の「強みづくり」を行い、技能検定の取り組みも強みづくりの一環としています。

詳細は、こちらをご覧ください。

学生諸君。がんばれ~!!

2015年7月8日水曜日

若年者ものづくり競技大会の練習に励んでいます。

生産技術科の2年生が、7月後半に開催される「若年者ものづくり競技大会」へ京都府代表として参加します。

当科からは、今年で3年連続の参加となります。

勉強の合間を見つけながら練習を行っています。




 最近の気候は、寒暖の差が激しいので体調が心配ですが、汗を流しながら、ひたすら練習に打ち込んでいます。

これからが追い込みの時期ですので、体調管理を万全に頑張って下さいね。

2015年7月7日火曜日

学生達も応募予定! 「日本ゴム銃・オブ・ザ・イヤー2015」 

学生や修了生達が、時間を見つけてゴム銃設計・製作に励む中、なんともすばらしいイベントが開催されています。

日本ゴム銃射撃協会において、「日本ゴム銃・オブ・ザ・イヤー2015」と題して、会員達が製作したゴム銃の中で「最高のゴム銃」を決定するイベントの応募が開始されました。

当校の学生や修了生達も応募するぞぉ~と意気込んでいます。

当校で製作しているゴム銃の特徴としては、レーザー加工されたアクリル板を組み合わせて製作しています。これらがどのように評価されるか楽しみです。

工夫を凝らした「Myゴム銃」で応募しましょう!

興味のある方は、協会HPをご覧ください。



当校関係者の中には、暫定世界ランキングが大幅にランクアップされた方がいるようです(笑)。
こちらの世界ランキングからも目が離せませんね。

学生諸君もがんばろう!!




2015年7月3日金曜日

生産技術科2年生 NC旋盤のプログラミングを学んでいます。

本日の2年生は、NC旋盤のプログラミングを学んでいました。

1年生のときに汎用旋盤の実技や機械加工の学科がありましたので、それらの知識や技能を踏まえて「NC旋盤」を学んでいます。

NCとは、Numerical Controlの頭文字で称され、数値制御という意味です。アルファベットと数字等の組み合わせによりプログラムを作成し、機械を動かします。

NC旋盤は、材料と工具の位置や動く速度、切削油の有無など、加工にかかわる一連の動作をプログラムによって指令し、円筒形状の金属などを加工する工作機械です。

学生達のNC関連の実技は、ワイヤーカット放電加工機に続いて、現在のNC旋盤を学んでいます。


プログラムチェックでは、プラスやマイナスの符号違いなどのミスがあると、正しい加工軌跡が描けません。不慣れなうちは、念入りに作成したプログラムを確認しましょう。


一つ目の課題が終えたようです。本日は、初めてNC旋盤のプログラミングを行いました。


次期には、マシニングセンタを学ぶカリキュラムとなっています。

いろいろな工作機械を学んで、スキルアップを目指しましょう!

昼休みのひととき ネット小説に没頭する学生編

昼休みにパソコンを扱う学生の姿がありました。
 
どうやらネット小説に没頭しているようです。
 
本学生は、ファンタジー系の小説を好み、多い時には、週に3冊もの小説を読んでいるそうです。
 
他の学生にも読書を進めることもあり、2年生たちは、小説などを読むことがマイブームのようです。

 


2015年7月1日水曜日

凛々しい姿の2年生。ビジネスマナー講習会を行いました。

本日の2年生は、ビジネスマナー講習会を行いました。

今後、インターンシップ等を控えているため、今まで学んできたビジネスマナーの総まとめとして臨みました。

スーツ姿の学生たちは、普段とは一味違ってより凛々しく見えました。


この調子で、社会人を意識した学生生活を送ってくださいね。

学生諸君。期待していますよぉ~!