2015年6月2日火曜日

総合制作実習 必見!改善した自作マーブルマシンの全貌

昨日、学生が改善したマーブルマシンの全貌をご紹介します。

マーブルマシンを簡単に表現すると、ピタゴラスイッチのような物の動きを見て楽しむ装置です。

一見簡単そうに思えますが、ビー玉をしっかりと動かすためにいろいろと計算が必要なのです。

当科で学ぶ「物理学」や「機械力学」、「各種機械加工」等を活用した成果物です。


★見どころ1(斜方投射)★

ばねの力を利用して、ビー玉を投げ上げます。ビー玉は、放物線を描いて的に入ります。





★見どころ2(1回転ループ)★

エネルギー保存の法則を利用して、ビー玉をジェットコースターのように1回転ループさせます。



★見どころ3(回転運動機構)★

ビー玉に位置エネルギーを与えるために、観覧車をイメージして製作しました。



★見どころ4(鉄琴)★

ビー玉がアルミニウムの板に当たることで、曲を奏でます。金属の振動を利用しています。



★見どころ5(階段(カム)機構)★

カムを用いることで、回転運動を直線運動に変換させ、ビー玉を上方へ移動させます。



階段機構通過後に、再度斜方投射機構にビー玉を戻します。



この一連の動きを、ビー玉が軌道から外れることなくループさせます。


今年度は、これ以上の成果物を作る予定です。乞うご期待!

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