2015年7月10日金曜日

機械加工実験 旋盤による切削速度と切削抵抗の関係を学びました。

生産技術科2年生の機械加工実験の報告です。
 
今回の実験テーマのひとつ、旋盤による「切削速度と切削抵抗の関係」を学びました。
 
 
鋼材を削る切削速度を変えたときに発生する切削抵抗を切削動力計を用いて測定しました。

学生達は、全体的に切削抵抗が考えていた値よりも小さいことに驚いていました。

切削抵抗(主分力・送り分力・背分力)の中では、座学で学んだ通り「主分力」が一番大きいことが確認できました。

また、切削速度が高くなると切削抵抗が小さくなる傾向が理解できたと学生が話していました。


鋼材の切削時に出る「切粉」の厚みも測定しています。
こちらも実験において重要な要素です。

 
この実験では、今まで学んできた理論と実際を「実学融合」という形で学んでいます。
 
学生達は、実験に夢中であり興味津々でした。
 
暑い季節となりましたので、体調管理には十分注意してスキルアップに励みましょう。


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