学生達の取り組みに花が咲いたひと時でした。
自作ゴム銃についての設計・製作過程や第9回京都ゴム銃競技会の成績、競技種目やこれからの展望等について、サークル長である学生や競技会で第4位を獲得した学生を筆頭に熱く語っていました。
サークル活動実績については、こちらをご覧ください。
自作ゴム銃を製作するには、競技会で使用できる以下のレギュレーションを基にゴム銃の設計を行います。
甲種(無銃床)
・銃全長:762[mm]未満
・銃身長:406[mm]未満
・全重量:2500[g]以内
競技に使用する輪ゴム(公式競技推奨弾)は、株式会社共和 オーバンド16番(内径38[mm] 折径60[mm] 切幅1.1[mm] 厚み1.1[mm])または、これに準ずるものとなっています。
この輪ゴムを装弾でき、かつ組立精度の高いゴム銃を設計・製作しなければなりません。安易に銃身長を長めにすれば飛距離も伸びて安定した射撃ができるのでは?と考えがちですが、銃身長が長いとゴムを装弾する際に輪ゴムが暴発する可能性も高くなってきます。逆に短いとゴムの反発力を得ることができず、威力{飛距離)が落ちます。難しい選択です。学生達は、試行錯誤しながら設計・製作に励んでいます。
競技種目の概略は、以下の3種類です。
①マッチボックス
標的は、1600[mm]離れた場所から200[mm]間隔に並べられた5つの標的(40[mm]×30[mm])です。静標的精密射撃で銃の性能と正確さを競います。
②フライシュート
標的は、1000[mm]離れた場所から200[mm]間隔に並べられた5つの標的(5[mm]×10[mm])です。静標的で制限時間内で正確な射撃技術を競います。
③コインペンドラム
標的は、1200[mm]離れた場所から高さ1.2[m]に標的(例 5円玉)を紐で吊るし設置します。動標的種目で振り子状の標的に制限時間内で何発命中するかで競います。
学生は、種目で得意不得意があるようで互いにカンコツを教えながら練習しています。
2年生の学生においては、マッチボックス種目別ランキングにおいて第1位となっており、他の学生の指導役を務めています!
今後は、ゴム銃の図面や製作工程をアップしていきます。お楽しみに(*^_^*)
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