新年度になり2ヶ月が経とうとしています。
1年生はそろそろ大学生活にも慣れ、2年生は先輩としての自覚が芽生えてきた・・・はずです(笑)
今回は2年生になった学生たちの実習を紹介したいと思います。
2年生になったら機械製作実習Ⅱという実習があります。
配布された図面を元に1つ1つの部品を自分たちで加工し、組み立てて動かすというものづくりの一連の流れを実際に経験してみようというものです。
これがその完成製品になります。
2枚目の写真に1本出っ張った棒があり、そこを持って回転させると、1枚目の写真の金色の部品
(真鍮材)が前後するというシンプルな機構です。
(回転する動力を前後する動力に変換する機構)
身近なものでイメージしやすいものだと、昔の車でパワーウィンドウになる前は、手でハンドルをグルグル回したら窓が開閉するというものがありましたけどその構造と考え方は同じです。
これを自分立ちで図面を見ながら1つ1つの部品を加工しながら製作していき、組み立てて完成させる授業です。
ただ作るだけではなく、組み立て調整の難しさや加工工程の作成、加工ミスをしたときの修正方法のやり方、提出期限に間に合うように(納期)製作しなくてはいけないのでその計画立てといったことを学び、実際の製品製作をする現場の一部分を学生の間に体験しようと言うものです。
これが加工前の材料ですここから各々加工を開始していきます。
各々の製作風景です。納期まで授業回数で言うとあと3回。
頑張って仕上げてもらいたいものですね。
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