今回の機械工学実験では、熱処理の実験を行っています。
まずは、鉄鋼材料の性質を学びました。状態遷移図より温度と炭素含有量によって金属組織に変化が見られることや焼入れの適正な温度も把握しました。
その後、熱処理を行う材料(鋼材)を旋盤で加工し、いよいよ電気炉で材料を加熱します。
電気炉で加熱、水で冷却することで材料が硬くなります。
今回の実験では、材料温度を600~900℃の6段階に分類し、適正な焼入れ温度を把握します。
加熱温度は、最高で約900℃!初めて体験する温度に学生達は、かなり驚いておりました。
その後、材料内部の状況を確認するために実験材料を切断します。そして紙やすりで面を整えていきます。
来週は、いよいよ硬さ試験を行います。
どの温度が適正な熱処理温度であったか、予測を立てておいてくださいね。
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