2017年9月19日火曜日

機械加工実習(フライス盤)

こんにちは。
生産技術科です。

夏休みも明けて1ヶ月が経とうとして、学生達も休み前の日常生活を取り戻してきました。

また、今月で前期が終わるということで、試験時期に突入し学生達は悲鳴を上げているかなと思います(笑)

さて、前期期間の毎週火曜日に行われていた機械加工実習も本日で終了となり、ひとまず全員が旋盤とフライス盤の課題を製作することができました。

前回は旋盤実習を紹介しましたので、今回はフライス盤実習を紹介しようと思います。

フライス盤とは角のあるブロック体の製品を製作する際に使用する機械でこのような物ができあがります。


 
現在当校に導入されている機械はこのような機械です。
 
 


この機械を使用してサイコロのようなブロックを製作したり、溝や勾配(斜めになった形状)、段差といったテトリスに出てくるような形状をこのような工具を取り付けて製作します。



 
 
しかし、ただ形状を製作するだけだと、上手く組み立てが出来ません。
上手く組み立てるためには寸法測定(サイズを測る)を行って行くことが大事になり、その寸法通りに作るのがなかなか難しいところになります。
 
その為、旋盤もフライス盤も形を作るだけでなく、その寸法通りに出来ているかに焦点を当てて、それを評価として優良可を決めています。
 
これがその測定状況です。
 




 
もちろん加工中にも測らないと出来ないのでこのように行ってます。
 
 
実習はこれで一旦終了となりますけど、これからもこの2台の機械は頻繁に使用することがあると思いますので、機械の使い方、削り方、注意事項は忘れないようにしてもらいたいと思います。