2015年6月26日金曜日

舞鶴を広く知ろう! 舞鶴かるたをご存知ですか?

先日、舞鶴赤レンガパークにおいて小学生を対象とした舞鶴かるた大会が開催されました。

舞鶴青年会議所主催で、舞鶴に住む方々が舞鶴の魅力の発見や再認識をし、愛郷心を高めて知己力の向上につなげることを目的として行っているそうです。

子供達はもちろん、大人が見ても面白いかるたとなっていました。

当校の在校生の中には、舞鶴市以外から入校している学生もおります。このかるたは、舞鶴の魅力を知るきっかけとなるのでは?と考えます。

舞鶴かるたをお借りすることができましたので、学生達と拝見しました。


絵札や読み札は、小学生から高齢者より公募で決定したそうです。

舞鶴の歴史や文化、風土など実にユニークな内容でした。



学生達は、舞鶴の観光地や食べ物などに興味を持ったと話しておりました。

舞鶴の魅力は、たくさんありますね。休日は、舞鶴を満喫しましょうね。

2015年6月25日木曜日

ものづくり小話 その10 スプーンを観察していました。

学生達が、昼食中にスプーンの裏側を眺めていました。


なぜでしょうか・・・。

スプーンの後ろに「18 STAINLESS STEEL」と文字が書いてありますね。「18-8」などと表記されているスプーンもあります。



我々機械屋さんは、この数字を見て金属の材質が分かります。

これは、鋼を主成分として18%のクロム(Cr)と8%のニッケル(Ni)が添加されている合金です。
いわゆる、「ステンレス鋼」です。

ステンレスは、錆びない金属と思っている方もいますが、錆びにくい性質の金属です。
決して錆びないわけではありません。

18-8ステンレスを通常の状態で使用すれば錆びにくいですが、食塩水等に長時間漬けておくと錆びが発生するものもあります。

ステンレスが錆びないように見えるのは、製造過程でステンレスと酸素が結びついて「不動態皮膜」という透明な膜で保護されているのです。ゆえに錆びにくいのですが、この膜が破壊されると錆びてしまうわけですね。

この18-8ステンレスは、日本工業規格の材料記号で表現すると「SUS304」と呼びます。

学生達は、材料記号を学んでいるので話のネタにしていたのですね。

2015年6月19日金曜日

サークル活動 2次元CADを用いたゴム銃の設計

先週に引き続き、1年生がゴム銃の設計を行っていました。

「好きこそ物の上手なれ」ということわざがありますが、ゴム銃をこよなく愛しているので、CAD操作2回目ですが上達が早いです。


本日は、瞬間開放型ゴム銃のホールドフックとトリガーの関係を理解できたようです。後は、全体のグリップの厚みや意匠デザイン等を考えましょう。また、バレルの長さも重要ですよ。



この調子でいけば、近々試作ができそうです。今後が楽しみです。

生産技術科2年生 機械加工実験を開始しました。

生産技術科の2年生は、今週よりⅥ期を迎えました。

今までに習得してきた内容を踏まえた実習なども多くなり、理論と実際を学びながらスキルアップに励んでいます。
 
今回は、機械加工実験の報告です。マシニングセンタを用いて、工具の切削速度と表面粗さの関係を把握する実験を行いました。

作業の早い学生は、実験データをまとめています。



1年生の時に学んだ最小二乗法を用いてグラフ作成をしていますね。
力がついている証拠ですね。

 
こちらは、切削加工した材料表面の拡大写真のようですね。
 

実験データが整理できましたら、多種多様な視点から考察をまとめて切削加工の理論と実際を学びましょう。

2015年6月12日金曜日

★R.B.Gun Mission★ 1年生たちが、自作ゴム銃の設計に入りました。

今週でⅠ・Ⅴ期が終了し、学科等のテストも一段落です。
 
そのため、ゴム銃をこよなく愛する学生達が、前大会の反省も含めて新たなゴム銃の設計に入りました。
 
1年生にとっては、初の自作ゴム銃の設計です。
 
まずは、放課後にCADソフトの使い方から学んでいました。
  

バレルの長さやトリガーとホールドフックの関係を考えながら設計していました。

9月の大会までには、マッチボックスやフライシュートとコインペンドラム対策のゴム銃を製作するようです。

できれば、ダットサイト付きアサルトライフルR.B.Gun を目論む今日この頃でした。


次回の第12回関西地区ゴム銃射撃大会は、9/20(日)に開催するとの情報が入りました!

当校を巣立った修了生たちと在校生たちとの熱き戦いが予想されます。

修了生の中には、新作ゴム銃を製作中との情報もあります。

大会が楽しみです!

2015年6月5日金曜日

6月は、全国安全週間の準備月間です。

ご安全に!生産技術科です。

本日は、全国安全週間についてのお話です。

学生:「先日から先生の腕に緑十字のワッペンが付けていますね。」





先生:「そうですよ。全国安全週間を知っていますね。」

学生:「はい!実習や学科で教えてもらいました。」

先生:「今月は、全国安全週間の準備月間なので、安全活動に係る総点検を行う期間です。ワッペンを付けていると、安全に対する意識の高揚にもつながりますよね。」

学生:「なるほどぉ~。」

先生:「今年のスローガンは知っていますか?」

学生:「安全衛生工学で学びました。」

先生:「みんなで安全第一を心がけましょうね。」


全国安全週間は、7月1日~7月7日です。

今年のスローガンは、「危険見つけてみんなで改善 意識高めて安全職場」です。

実習場等にもポスターを掲示して学生達の意識を高めています。



全国安全週間は、昭和3年から実施されて、今年で88回目を迎えます。長い歴史がありますね。

労働災害防止活動は、製造業にとって必要不可欠です。昭和50年代前半から労働災害が減少傾向にありますが、依然として労働災害が発生しています。

安全衛生工学という学科で、事故の型別死傷者数の発生割合などを学生に提示しています。安全の意識を高くもたなければならないと実感できたようです。製造業では、「はさまれ」、「切れ・こすれ」、「飛来・落下」の順で労働災害が発生しています。(厚生労働省 職場のあんぜんサイト 労働災害原因要素の分析 H22より)

ヒヤリ・ハットをなくして重大災害につながらないように各種実習においても安全指導を徹底していきます。

ちなみに、「安全第一」という言葉をよく耳にしますね。

由来は、こちらからどうぞ。

2015年6月3日水曜日

修了生によるOB講演@ダイキン工業様

本日、修了生によるOB講演がありました。

ご講演いただいた修了生は、ダイキン工業様に勤務されており、第一線でご活躍されております。





学生達は、講演内容やダイキン工業様のパンフレットに釘付けでした。




活躍されている方のご講演ですので、臨場感があり、説得力があります。

「私も先輩のような社会人になりたい!」と話す学生もおりました。



学生達は、就職活動や社会人に向けた意識の高揚につながったことでしょう。

来年も是非、母校への訪問をお願いします。ご講演ありがとうございました。

2015年6月2日火曜日

総合制作実習 必見!改善した自作マーブルマシンの全貌

昨日、学生が改善したマーブルマシンの全貌をご紹介します。

マーブルマシンを簡単に表現すると、ピタゴラスイッチのような物の動きを見て楽しむ装置です。

一見簡単そうに思えますが、ビー玉をしっかりと動かすためにいろいろと計算が必要なのです。

当科で学ぶ「物理学」や「機械力学」、「各種機械加工」等を活用した成果物です。


★見どころ1(斜方投射)★

ばねの力を利用して、ビー玉を投げ上げます。ビー玉は、放物線を描いて的に入ります。





★見どころ2(1回転ループ)★

エネルギー保存の法則を利用して、ビー玉をジェットコースターのように1回転ループさせます。



★見どころ3(回転運動機構)★

ビー玉に位置エネルギーを与えるために、観覧車をイメージして製作しました。



★見どころ4(鉄琴)★

ビー玉がアルミニウムの板に当たることで、曲を奏でます。金属の振動を利用しています。



★見どころ5(階段(カム)機構)★

カムを用いることで、回転運動を直線運動に変換させ、ビー玉を上方へ移動させます。



階段機構通過後に、再度斜方投射機構にビー玉を戻します。



この一連の動きを、ビー玉が軌道から外れることなくループさせます。


今年度は、これ以上の成果物を作る予定です。乞うご期待!

機械加工実習 習得した技能の確認 最終課題に突入!

本日の1年生は、機械加工実習です。

来週より期が変わりますので、そろそろテストの時期になります。

実習においては、習得した技能の確認を行うため、最終課題を用意しています。

学生諸君!今までの訓練の成果を存分に発揮して下さい。

まずは、実習開始前のミーティングです。



機械加工では、寸法測定が重要です。実習時には、必ず調整をします。


工作機械に取り付けられたワークの測定は、だいぶ慣れてきたようです。


工作機械の取り扱いも様になってきた1年生。成長の度合いが確認できます。





組やすりを用いたバリ取り。手加減も重要な技能の一つです。上手く面取りができていますね。


「与えられた図面通り、寸法もバッチリです!」

自信に満ち溢れた学生の声を聴くことができました。


本日も30℃を越える気温となりそうです。

体調には、十分気をつけながら実習を行いましょう!

2015年6月1日月曜日

総合制作実習 昨年度のマーブルマシンを改善!

本日は、展示でご好評のマーブルマシンを改善しました。


 昨年度の改善点を受け継いだ学生が、斜方投射等を改善しました。

アームの強度を上げるために工夫を凝らしましたので、これからは、うまくビー玉を投射出来ることでしょう。


また、1回転ループや階段機構等の微調整も行いました。

微調整後、約15分間マーブルマシンを稼働させましたが、ビー玉が軌道上から落下することなく100%稼働させることができました。

ようやく第一歩が踏み出せたことでしょう。これからが本番ですよ!

今後は、昨年度以上の曲を奏でる鉄琴や滑車を使用したエレベータ機構等も検討しているようです。

また、「昨年度と今年度のマーブルマシンを連結させます!」と意気込む学生。名付けて「マッスルドッキング!(笑)」。先輩方は喜んでくれるでしょうか・・・。

マーブルマシンを受け継いだ学生も、頑張っていますよぉ~。

今後が楽しみですね。

修正したマーブルマシンの全貌については、こちらからご覧ください。

電気・電子工学実験 EVカートの製作

2年生の電気・電子工学実験においてEVカートを製作しています。

本日の課題は、自作モーターと自作基板をカートに組み付けて動作確認を行います。



話し合いながらの共同作業です。


ようやく組み付け完了!でしたが・・・。

動作しないようです。何が原因でしょうか。これから検証作業です。

いろいろと考えながら実習に取り組みましょう。安全第一でお願いしますね。