2014年9月30日火曜日

NC旋盤で加工してます!

本日は、NC旋盤の実習です。



今までは、プログラミング手法や機械の段取り等を学んできましたが、いよいよ自分で作成したプログラムで加工に移ります。まずは、作成したプログラムが間違っていないか確認をします。


間違いに気付いた学生は、プログラム修正です。


プログラムを確認しながら機械も動かして、工具と材料の干渉等も確認します。スプラッシュガード越しで撮影したので、ちょっと見ずらいですね・・・。ごめんなさい。


プログラムが確認できたらいよいよ加工です。今回は、鋼材(S45C)を削ります。

来期からは、マシニングセンタの実習が始まります。今まで学んできたNCプログラミングを復習しながら頑張ってください。

2014年9月19日金曜日

ゴム銃に関する取材がありました。

本日、㈱舞鶴市民新聞社様より学生のサークル活動の取材を受けました。
学生達の取り組みに花が咲いたひと時でした。

自作ゴム銃についての設計・製作過程や第9回京都ゴム銃競技会の成績、競技種目やこれからの展望等について、サークル長である学生や競技会で第4位を獲得した学生を筆頭に熱く語っていました。



サークル活動実績については、こちらをご覧ください。

自作ゴム銃を製作するには、競技会で使用できる以下のレギュレーションを基にゴム銃の設計を行います。

甲種(無銃床)
・銃全長:762[mm]未満
・銃身長:406[mm]未満
・全重量:2500[g]以内

競技に使用する輪ゴム(公式競技推奨弾)は、株式会社共和 オーバンド16番(内径38[mm] 折径60[mm] 切幅1.1[mm] 厚み1.1[mm])または、これに準ずるものとなっています。

この輪ゴムを装弾でき、かつ組立精度の高いゴム銃を設計・製作しなければなりません。安易に銃身長を長めにすれば飛距離も伸びて安定した射撃ができるのでは?と考えがちですが、銃身長が長いとゴムを装弾する際に輪ゴムが暴発する可能性も高くなってきます。逆に短いとゴムの反発力を得ることができず、威力{飛距離)が落ちます。難しい選択です。学生達は、試行錯誤しながら設計・製作に励んでいます。



競技種目の概略は、以下の3種類です。
①マッチボックス
 標的は、1600[mm]離れた場所から200[mm]間隔に並べられた5つの標的(40[mm]×30[mm])です。静標的精密射撃で銃の性能と正確さを競います。

②フライシュート
 標的は、1000[mm]離れた場所から200[mm]間隔に並べられた5つの標的(5[mm]×10[mm])です。静標的で制限時間内で正確な射撃技術を競います。


③コインペンドラム
 標的は、1200[mm]離れた場所から高さ1.2[m]に標的(例 5円玉)を紐で吊るし設置します。動標的種目で振り子状の標的に制限時間内で何発命中するかで競います。

学生は、種目で得意不得意があるようで互いにカンコツを教えながら練習しています。
2年生の学生においては、マッチボックス種目別ランキングにおいて第1位となっており、他の学生の指導役を務めています!



今後は、ゴム銃の図面や製作工程をアップしていきます。お楽しみに(*^_^*)


3Dプリンタによる製図用教材をアップします!

今回は、実習教材についてのご報告です。

部品を工作機械で加工する場合には、製品の形状や寸法等が描かれた図面を基に仕上げて行きます。この図面の読み方・書き方は、ものづくりの基本となる要素です。当科では、1年次に座学・実習で製図の読み書きの決まりごとを学んでいます。

さて、以下の図を基に立体形状を思い描くことができますか?


こちらは、形状が3つあるのではなく、1つの形状を3つの方向から見た図になります。
形状を正面から見た「正面図」、真上から見た「平面図」、右側から見た「右側面図」によって形状を表していきます。これを投影図と呼んでいます。実線は形状を、破線は実際には見えていない隠れている形状を表しています。形状は、思い描けましたか?

正解は、こちらです。
この立体形状を表したものを等角図といいます。

矢印の方から見た図を正面図として描いています。
ちょっと難しいと感じた方もおられるかもしれませんが大丈夫です。
訓練を積めば、より理解度を向上することができます。

この基礎製図で用いられる練習問題を作ってみました!
また、初めて投影図を学ぶ上で、立体形状を手にしながら投影図や等角図の問題を解くことで理解度促進につながるのでは?ということで3Dプリンタで作成できる立体モデルのデータも作ってみました!


投影図・等角図の練習問題と解答



3Dプリンタ用モデル(STL形式)


 

3Dプリンタで製作したモデル


投影図用問題20問、等角図用問題10問を作ってみました。
近日、当校ホームページの生産技術科通信にてデータをアップいたします。

工業系の高校生や3Dプリンタをお持ちの教員の皆様にお使いいただけたら幸いです。

これからもこのような教材をアップしていきたいと考えています。お楽しみに!

H26.10.8に教材をアップしました。こちらよりお進みください。

2014年9月17日水曜日

第9回京都ゴム銃競技会に参加しました。

9月14日(日)に京都市下京区にある「ひと・まち交流館」において、自作ゴム銃による射撃競技会が開催されました。当校からは、生産技術科より6名の参加でした。

当校の自作ゴム銃は、アクリル板をレーザー加工にて仕上げています。学生の中には、質量を増やして安定感を持たせるため、銃身にアルミニウムを用いています。創意工夫を凝らした自作ゴム銃での競技会参加となりました。



競技会当日は、テレビ朝日の取材が入り、学生達も若干緊張した状態でした。
日頃の練習の成果が出せるか、期待した競技会でした。

学生の最高成績は、第4位でした。いつも安定感のある射撃を行いますねぇ~。
念願の総得点100点!! 前々日に微調整した甲斐がありましたね。

やはり2年生のゴム銃の組立精度、射撃精度が高いことが分かりました。



この大会には、世界ランキングが設けられています。
公認された競技会での成績を基にその年の公式記録となります。
現ランキングは、暫定ランキングとして日本ゴム銃射撃協会のホームページにアップされています。


当校学生の最高暫定ランキングは、35位です。今後に期待しています。

次回の第10回京都ゴム銃競技会は、来年1月に開催予定だそうです。興味のある方は、是非ご参加ください。

2014年9月11日木曜日

前期技能検定合格証書授与式が開催されました。

先程、技能検定の授与式が行われました。
校長先生より労いのお言葉と今後も資格取得に挑戦してほしいと激励もありました。



達成感を味わいながらの授与式でした。



今回、見事合格した学生諸君、おめでとうございます。
これからも色々と挑戦して技能・技術の向上に励んでください。
お疲れ様でした(o^^o)


表面粗さを測定しています。

今日は、機械加工実験で送り速度と表面粗さの関係を実験しています。
1年時に習った表面粗さ測定器で切削した表面の凹凸を測定しています。



この測定値を踏まえて、レポート作成です。
今まで習ってきた切削理論を踏まえて、考察を導きます。

さぁ、わからない部分は、図書館等で調べましょう!
頑張ってください。


2014年9月10日水曜日

学校祭の準備をしています。

来月の10月11日(土)〜12日(日)に当校で学校祭が開催されます。学生自治会が主体となって準備を始めています。今年度の自治会長は、当科の学生です。やる気バツグンで、順調に準備作業を行っています。



各科の模擬店企画も始めており、当科2年生は、ハンバーガー&タピオカジュース、1年生は、クレープ&ドリンクです。
本日は、ハンバーガーの種類等を検討しています。


自分達の企画でお客様に喜んでいただける事を思い浮かべながら楽しく話し合っていました。

他科では、パンケーキやチャーハン、ラーメンやから揚げといった模擬店で賑わう予定です。
その他の企画としては、カラオケやビンゴ大会等があります。一口100円のビンゴ大会では、ゲーム機などの商品を企画しているようです。昨年同様、ものづくり体験の実施も予定しておりますので、お子様連れで振るってご参加ください。お待ちしています。